オロナイン軟膏の成分を見てみましょう

オロナイン軟膏は、11gチューブの入り、30g、100g、250g、500g瓶入が現在発売されています。
1g中に有効成分として

  • クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%) 10mg。
  • 添加物として

  • ラウロマクロゴール
  • ポリソルベート80
  • 硫酸Al/Kマクロゴール
  • グリセリン
  • オリブ油
  • ステアリルアルコール
  • サラシミツロウ
  • ワセリン
  • 自己乳化型ステアリン酸グリセリル
  • 香料
  • 精製水
  • が含まれています。

    また、配合成分に関して良く勘違いされていますが、オロナイン軟膏にはステロイドは含まれていませんので、安心して患部に使用することができます。

    クロルヘキシジングルコン酸塩液

    オロナイン軟膏の名称にもなっているクロルヘキシジングルコン酸塩液のについてご紹介します。
    クロルヘキシジングルコン酸塩液は、オロナイン軟膏の主成分となっています。主に抗菌作用が強く傷ついた患部を清潔にしてくれる作用があります。また、傷ついた皮膚を守るために皮膚への刺激が少なく安心して使用することができます。さらに、匂いも少ないことから殺菌消毒剤の独特の匂いもありません。このように、オロナイン軟膏は、クロルヘキシジングルコン酸塩液を中心として、どんな人でも抵抗なく使用できるように工夫されて各成分が配合されている軟膏なのです。オロナイン軟膏から現在まで試行錯誤を続けてきた結果がオロナイン軟膏として発売されています。






    親水性軟膏

    オロナイン軟膏の性状は、白色の親水性軟膏となっています。水溶性の軟膏なので皮膚への刺激が少なく、どのような方でも使用することが可能です。

    オロナイン軟膏の効果・効能としてにきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくもなど多くの皮膚疾患に対応している万能薬です。基本的に対象の患部の状況によって、薬を塗布したガーゼを巻くか、患部に直接清潔な手指で塗り込んで使用します。オロナイン軟膏が長い間愛されてきた理由として、幅広い効果・効能があります。基本的な皮膚疾患に関しては、オロナイン軟膏がひとつあれば対処できるほど軟膏として優れています。
    ただし、ステロイドなどは配合されていないため、アトピー性皮膚炎などの強い炎症の場合は効果が今ひとつに感じるかもしれません。あくまで、軽めの傷や皮膚疾患に関して効果を発揮します。