はたして、オロナインで痔が治るのか?
痔の種類
オロナインH軟膏には、痔を治す効果もあるとされています。オロナインH軟膏はどのような痔に効果が期待できるのか、まずは痔の種類に関して知っておきましょう。痔には主にいぼ痔、切れ痔、あな痔の3種類があります。まず、いぼ痔は最もポピュラーな痔のひとつです。便秘やトイレでのいきみなどで起こりやすく、女性の場合は妊娠や出産で起こりやすくなると言われています。痛みはほとんどありませんが、排便時の出血や肛門からいぼ痔が出てきて初めて気づく方が多いです。また、外側に出来たいぼ痔の場合は痛みが強いと言われています。続いて、便秘や下痢などで発生しやすい切れ痔です。こちらは、激しい痛みと出血があるので気づく人は多いでしょう。主に女性がなりやすいと言われている痔のひとつです。最後に、下痢や免疫の低下などで発生するあな痔です。男性に多く発生する痔のひとつで、肛門周辺が腫れて熱が出るときもあります。ひどくなると化膿して膿が溜まることで皮膚を破ってトンネルのように貫通することがあります。3種類の痔の中でも、特に重度の痔だと言われています。このように痔にも多くの種類があり、それぞれ原因や症状が違います。
オロナイン効果が期待できる痔
オロナインH軟膏の効果が期待できる痔は、いぼ痔と切れ痔のふたつです。オロナインH軟膏には、殺菌消毒効果があるため、初期段階のいぼ痔や切れ痔には効果を発揮します。また、オロナインH軟膏の主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩液は炎症を抑えてくれるので、いぼ痔や切れ痔との相性がいいです。オロナインH軟膏の使い方としていぼ痔、切れ痔ともに患部に直接塗り込む方法が最も効果的だと言われています。患部を清潔にした状態でオロナインH軟膏を塗りこみましょう。また、いぼ痔が内部に出来ている場合は、場所によっては塗り込むことが出来ないためオロナインH軟膏は使えません。そして、重度のいぼ痔や切れ痔の場合は、炎症を抑えるための使用と割り切って医療機関を受診することをおすすめします。
オロナインH軟膏を妊婦の方が使用する場合も同じ使用方法で大丈夫です。オロナインH軟膏の成分が胎児に影響を与えると噂されていますが、オロナインH軟膏にはステロイドが入っていないので安心して妊婦の方でも使うことできます。なので、もし痔になってしまったら速やかに初期段階でオロナインH軟膏を使うようにしましょう。最後に、あな痔に関しては内部の炎症なためオロナインH軟膏を使うことはできませんので注意しましょう。