オロナイン軟膏がスマホの傷まで治す?!

ヒビの入ったスマホ
オロナインH軟膏は非常に優れたキズ薬です。多くの皮膚疾患を治してくれるオロナインH軟膏が割れたスマホの画面を修復したという情報が出回っていますが、オロナインH軟膏にはもちろんそのような成分は入っていない上に、ひび割れた画面を直すことは不可能です。






事の発端はTwitterに投稿されたあるツイートがきっかけでした。SNSオロナインH軟膏に含まれているオロナイウムが、スマホの強化ガラスであるゴリラガラスの粒子と反応してキズが修復されるという内容でした。実際にこのツイートには何枚かの写真が投稿されており、ひび割れたスマホ画面が直っているのが実際に確認できます。しかし、オロナインH軟膏にオロナイウムという成分は入っていません。また、ゴリラガラスの粒子が反応して、ひび割れを直すという科学的根拠はありません。ですが、このツイートは当時多くの反響を呼びました。実際に、このツイートを見てひび割れたスマホにオロナインH軟膏を塗ってみたという方はいないと思いますが、オロナインH軟膏の万能性を逆手に取ったツイートであるのは確かです。オロナインH軟膏は、長い歴史を持っていて効果・効能は幅広いです。そのため、このようなツイートが作られたのではないかと思います。ある意味ではオロナインH軟膏の素晴らしさが分かるネタツイートのひとつとなっています。



オロナイン軟膏は、大塚製薬が販売を開始してから現在まで、多くの人に愛されてきています。

大塚製薬
”「オロナイン軟膏」の知名度アップのため、宣伝カーを使って全国行脚を行う。” 画像出展:大塚製薬「オロナインヒストリー」https://www.otsuka.co.jp/ohn/history/jp/
何度か改良を重ねて現在はオロナインH軟膏という名称に変わっていますが、今もなおたくさんの人がオロナインH軟膏を使用しています。オロナインH軟膏では、スマホのひび割れた画面を直すことはできませんが、このツイートによってオロナインH軟膏の知名度の高さが伺えます。オロナインH軟膏は、化粧水やパックとして、ニキビ対策として、さらには二重を作ったり、涙袋を作ったりとあらゆる形で話題になっています。そして、オロナインH軟膏の実際の効果・効能としての痔や水虫を治すことができます。これからもオロナインH軟膏はさらなる進化を遂げていくことでしょう。より良い軟膏を目指して大塚製薬は日々改良を続けています。


これからオロナインH軟膏はどのように変化していくのか、いずれは本当に割れたスマホの画面を直せるようになるかもしれませんね。そんな期待を込めながら、これからのオロナインH軟膏の進化を楽しみにしていきましょう。